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物議を醸した“年収100万時代”は到達する根拠を予測したみた

物議を醸した“年収100万時代”は到達する根拠を予測したみた

こんばんは、ICHIです。

僕が尊敬する方の一人に堀江貴文さんがいますが、
彼の新書“君はどこにでも行ける”を現在読んでいます。

この本の中にはグローバル化が進む中において、
アジア近隣諸国の急成長と日本の衰退の比較により
日本の成長がいかに止まっているのかを痛感することが出来ます。

この本の中にはその現状をより具体的に知る為に、
アジア各国の現状から今後の伸びしろまで記載されています。

その中に過去に読んだ記事と繋がる部分があったので、
今回はその点に関して記載したいと思います。

身近すぎて何も感じていない日本人

僕は輸出業も行っていますが
日本ブランドというのはやはりとても優秀です。

それは、
MADE IN JAPANの商品というのは勿論そうですが、
日本人というだけで信頼を得ることが出来てしまうことからも
その勤勉さや真面目さが世界で買われていることを感じる事ができます。

日本=安心感があるという理由の基で商品が売れたりするわけですが、
残念ながらその商品を作っているのはもはや日本人ではありません。

かつては日本人が生産し出荷していた商品は、
今やすべて労働賃金の安い海外に完全委託されるのが普通です。

僕自身もパートナーと一緒に物流業を行っていますが、
自分の欲しい商品があり中国の工場に委託してまえば
簡単にいろんな商品を作る事ができてしまいます。

それが今企業だけではなく個人レベルで行うことも出来る
今OEM(original equipment manufacturer)ですね。

OEMというのは自分独自の商品(自社ブランド)商品を製造することであり、
今では高いブランドの財布を真似て中国に委託しの廉価版の大量生産をし
Amazonなどの集客力のある媒体で売りまくっているような事業も存在します。

企業で行うようなことが個人レベルで行う事ができる事も大きな問題であり、
そして同時にチャンスでもあるわけですが、(この件については今後話します)
当然お金をかけず製造する為に賃金の安い海外にドンドンと振られるわけです。

あなたもご存知であるユニクロも海外に生産を委託しており、
最近ではバングラディッシュにも生産工場を持っていますし
日本で名の知れている企業製品はほぼMADE IN JAPANではありません。

そんなことはあなたも昔から馴染みがあることで
“労働賃金の安い海外で生産するのは普通なこと”
おそらくそれが普通のことだと思っていると思います。

しかし、
普通のことも自分の立ち位置が“不利”に変われば普通ではなくなる
そんな不思議なことがおこったのがこの出来事でした。

ユニクロ代表柳井さんの物議を醸した“年収100万時代”発言

上記に記載したように僕達の世界にはインターネットが既に定着し、
簡単に個人レベルで海外に商品の生産依頼までもが出来ます。

生産すること自体に価値があり、
便利な商品を生み出せば売れ大企業が反映した時代とは違い、
生産から販売まで簡単にネットで個人レベルで可能な時代です。

ネットの誕生により各国間の国境が完全に取り払われたことで
僕たちは世界中の人達と同じ土俵の上で勝負しなければいけません。

つまり、
単に仕事をしているだけでは当然仕事は海外に投げられるわけなので、
“あなた”じゃないと出来ない仕事をこなしていく必要があります。

それが“価値”とよばれるものなわけですが、
この点を意識することが出来ないと間違いなく報酬は下がります。

簡単に世界と繋がることのできる時代では、
仕事を通じて付加価値がつけられず誰でもできる仕事ならば
当然低賃金で働く途上国の人の賃金にフラット化して行きます。

もはや日本にいるから年収が最低でも300万あるという時代は終わっており、
年収100万円になっていくというのも普通の流れであるともいえます。

その一例として日本では正社員数はどんどんと減り、
海外に投げる事ができる仕事はどんどんと委託されています。

正社員が減っている一方で増えるのは当然非正規社員であり、
正社員よりも安く雇い仕事をしてもらっているわけです。

今までは何気なくMADE IN CHINAの恩恵のみを見てきた手前、
その裏にある理由を考えなかった人は大勢いると思います。

日本という先進国という立ち位置のみの影響で、
中国人の低賃金労働により恩恵を受けていたのにも拘らず
その立場が揺るがされていると焦り始めるのは少し違う気もしています。

もっと重要なのは今の状況がどう動いているのかという流れを汲み取り、
その上で今の自分はどう対処するのかを考える“思考力”

そして、
その思考力から算出された回答にそって動き、
この流れを味方につける行動力が重要なのだと思います。

 

物議を醸した“年収100万時代”は到達する根拠を予測したみたまとめ

 

今回は堀江さんの
“君はどこにでも行ける
”という本でのアジア各国の現状を見て、
柳井さんの“年収100万時代”発言と通じるなと思ったので記載しました。

僕自身マレーシアやタイなど世界中を旅していますが、
特に驚いたのがマレーシアの開発の勢いでした。

いたるところに高層ビルが建設中であるだけでなく、
それと同時に地下鉄までもを建設していました。

2020年までの先進国入りを目指しているということで勢いもあり、
また今では資産1億以上を持つ人が最も多い国としても知られています。

イタリアの靴で有名なジュゼッペザノッティは1足15万ほどしますが、
店員に話を聞くと爆売れしているということでした。

こういう流れは日本にいてはよく分かりませんが、
情報を収集することは簡単にできると思います。

僕は日本が大好きであり本当に良い国であると思っていますし、
少しでもこの国に貢献できたらとも思ってます。

少しでも日本の商品を多くの人に知ってほしいから輸出もしてますし、
よりコミュニケーションを顧客と多くとるようにしています。

時代の流れは早く今までとは全く違う世界に突入していますが、
その原因を読み先を推測することが重要だと思います。

是非、
危機感を持つと同時にその危機感を良い方向に向けていただければと思います。