個人輸入で服を購入する際の関税計算は送料込?
- 2016.05.15
- 個人輸入
こんばんは、ICHIです。
日本でブランド物の服を買うよりもサイズがわかったら海外から買ったほうが安い。とか、海外版しかない商品を自分で変えればお金も浮くし満足度もあがります。
僕が留学をしてた時はそうやって海外から買いたいんだけど・・・って人のお願いを受けて、コーチの商品を仕入れて半額くらいで販売するってことをしました。
僕もその後に年商1億くらいまで持ってこれたし、zozo作った前澤社長も最初は海外から仕入れて販売してましたからね。
昔はそうでもなかったけど最近はそういうのも結構広がってるんだなって感じますが、その時の経験を踏まえて服の関税についてまとめようかなと思います。
ちなみに私用に購入する場合であって、商用で購入する場合じゃないので注意してください。
服の個人輸入の税率と計算方法について
まず関税率を知るにはカテゴリー別に分類されたHSコードを知る必要があります。
ただ、この20万以下の私用の服の関税計算方法は例外で簡略化された計算方法にとって対処が可能になります。
何度も述べますがこれは私用の個人輸入であり販売目的の商用ではないので注意して下さい。
関税が免除される場合はいくらまでなのか。
上記の画像に記載があるように服の個人輸入(も)の際は商品代金(購入金額)に0.6を掛けた金額に10%の関税がかかります。
例えば15万の服を購入した場合
150,000円 x 0.6 = 90000円
90000円 x 10% = 9000円(関税)
という計算になります。
この場合の関税は1万円未満になるので、消費税・関税・地方消費税の全てが免除されます。
関税がかかる最低金額を抑えておく
例えば20万円の服を購入した場合
200,000円 x 0.6 = 120,000円
120,000円 x 10%(関税率) = 12,000円
この場合は関税が1万円以上になるので免除対象にならずこれに加えて消費税も課税されます。
20万の服ですので消費税は8%の16,000円の課税になります。
関税12,000円 + 消費税16,000円 = 28000円
こちらの金額の徴収がされてしまいます。
21万以上の服を購入する場合はいくら払うの?
20万以下の服(20万を含む)は簡易税率が適用されますので購入金額の6割に対して一律10%の税率が課さられます。
しかし、
21万以上の服に関しては簡易税率は全く適用されず
HSコード第61類、第62類から該当する箇所を税関に聞き、そして関税率を聞くという流れになります。
大体見ていると関税率は9%〜約13%程で平均10%位で簡易税率とそこまで大差はないのが印象です。
ただ購入金額にまるまる税率がかかってきますので
30万の服を関税率10%で購入した場合
300,000円 x 10% = 30,000円
さらに30万に8%の消費税がかかってきますので24,000円の支払いで合計54,000円の支払いが課されます。
また個人使用の際によく検索されていることに送料があります。
関税は送料を含めた金額ではなく購入金額(商品の定価ではない)に関税はかかってきます。
1万以下の免税対処なのになぜか多く関税がとられた場合
おさらいをしておくと服は20万以下の場合購入金額 x 0.6 x 10%という計算式になります。(関税額が1万以下の場合は全て免税、1万以上は関税+消費税8%も加算)
21万以上の場合
購入金額 x 関税率(表参照)
(ここに購入金額x8%の消費税を加算)
→ 関税率表
この計算式を知っていればいくら払う必要があるかわかりますので1万以下で免除なのに課税された場合は即連絡する必要があります。
実際に関税を払う場合は僕の場合は電話が来ましたね。その金額を用意しておいてくれと。
ここからは絶対に仕入れちゃいけない!!
僕の場合は100万くらい仕入れるってことをやってたからかもしれませんが、、、
あまり一気にやると目つけられます。
個人用だとしても。
ちなみに無いと思いますが、個人で中国から仕入れるのは基本辞めましょう。
マジで終わります。
バッグを700個ほど中国の工場で作って輸入して売ったことがありますが、地獄でした・・・
粗悪品ありすぎ。。。
他のビジネスやった方が早く稼げるわってことで即辞めましたが。
個人用だとしても気をつけてください。
その時の悲惨な話はここで読めます。
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