何1つやり遂げた事がない強さ
- 2020.04.25
- マインド
こんばんは、ICHIです。
僕がネットビジネスを始めるまで、
ずっと思ってきたことがありました。
それは・・・
『何か1つをやりきったことがなかった』
ということです。
これが、
ずっとコンプレックスでした。
でも、最近少し考え方が変わって、
やりきったことがないからこそ、強みになることもある。
って思うようになったんですよね。
ここで注意したいのが、
僕はなにも、何もやりきなかったことが美徳である!
とは言ってないということです。
これまでの人生において、
中途半端に逃げて生きてきたことで、
後に逃げた分の負債を払う。
そんな経験をしたことも、何度もあります。
だから、逃げることが美徳!とか、
やりきらない事が素晴らしい!ってことを言いたいんじゃないのです。
僕が言いたいのは、
捉え方次第では、やりきったことがない。
というのは、
実は結構な強みになることもあるよ!
というのを知っておけると、
気持ちの持ちようが変わってくるんじゃないかな?
と、思ってますし、
僕も昔知っておきたかったから書いてるのです。
で、そもそもなんでこんな事を思ったか?
というと、昨日、大学の時の先輩と3年ぶりくらいに電話したんですよね。
ちょうどふと気になって
何してるの?最近と電話してみたら、
『最近、動物の森しかしてないわ笑
暇すぎて、死にそうなんだけど・・・』
と、いきなり言ってきたのが発端です。
この先輩はとにかく優秀で、
大学の中でも成績はトップクラスで会計学を学び、
ゼネラル・エレクトリック等の、
超有名企業の面接をいくつか受けて殆ど全て合格してます。
ゼネラル・エレクトリックは
最終面接の幹部との飲み会で、高いもの注文しまくってやったぜ!w
とか言ってたので、
ふざけすぎて落ちたのかはわかりませんが、とにかく優秀なのです。
全然勉強してないように見えて、
成績は超優秀だし、そんな量を1時間でこなせる!?
って量をこなしたり
とにかく、あぁこういう人を天才というのだなぁ・・・
って何度思ったかわからないような人です。
ちなみに今も大企業に務めており
企業の経理を担当してるので100億単位で金を動かしてます。
100億単位で動かすんですか!?
って質問したら、いや、100億とか別に普通だよ・・・・
とか回答が返ってくるみたいな、、、
まぁ会社のお金ではあるのですが、、とにかく異次元に頭が良いのです。
で、その先輩と電話しても、
仕事をやってる雰囲気がなかったので、まさか辞めたの!?
と思ったら、
今度は外資系の大手の製薬会社に転職をしたようです。
しかも、今度は会計ではなく、
違う仕事もこなす部署になるようです。
給料20%アップー!
とか喜んでましたが、おかしいんですよね・・・
だって、
今でも相当、優秀ですし、
新聞にも掲載されたり企業のHPの顔として載ってもいます。
エリート街道だし、
ここまで優秀だったら会社が手放すはずがありません。
しかも、数年以内に年収は1000万で、
後に数千万コースは確実に歩んでたはずです。
なのになんでわざわざ・・・
と、思って質問したら、
『会計士だけやってても先なんて無いじゃん。上見てたらわかるよ。』
というのです。
数字の計算とか業績のある程度の予想なんてAIが出来るわけで、
会計士に固執してても、
未来はないから変えたんだよねぇ。と。
それよりも、会計もできる。
そして製薬会社のマーケティングに携われた方が会計xマーケで得じゃん。と。
これを聞いて率直に思ったんですよね。
この人・・・強いな・・・と。
だって会計士の資格って、
アメリカだとAccounting(会計学)を専攻しなければいけません。
しかも、この先輩は米国法人も、
対応出来る難関資格も所有してるのです。
それくらい苦労して手に入れた物を、
この先輩は、未来がないから、って、さっさと捨てたのです。
普通苦労して獲得したら、しがみつくもんです。
なのに、普通に、
まぁ未来がないからねぇってだけで捨てたのです。
『捨てる強さ=何かに固執依存しない強さ』
を常に持っている。
でも、ふと僕も思ったんですよね。
自分も結構、いろんなものに固執せずに捨ててきたぞ?と。
ビジネス始めたときも、
大学とか全ての生活を捨てて、こっちに来ました。
怖くなかったか?
と聞かれて怖くなかった!と言えば嘘になります。
ただ、それでも飛び込めたのは、
シンプルに『何も突き詰めてなかったから』だと思ったのです。
もしも何か突出した力をつけ、
離したくない力、学力、称号を手にしていたら、
僕は、今ここにいないかもしれません。
でも、僕は何もやりきらなかった。
だから逆を言えば簡単に捨てれたのです。
未練がないから。
変化し続ける時代の中で、
1つに固執せず、身につけては捨てて、身につけては捨てて・・・
を繰り返せるのは1つの強みだと思ってます。
時代に適当出来ますからね。
もちろん捨てるとは言っても、
経験値とかは当然ながら残りますよ。
姿形のある実績とかを全てすてて
エッセンスのみを次に持ち越して適応出来るってことです。
まぁこんなのは捉え方次第で、
そんなの都合のよいように捻じ曲げて解釈してるだけだろ!
って意見も出ると思うんですが、そうです。
そのとおりです。
というか、
自信ってそういうもんだと思うんですよね。
成功体験をつむとか大事ですよ。
でも、それと同じくらい大事なのは
都合の良いように解釈を捻じ曲げて自分の自信に変えてしまうことだと思うんですよね。
そうやって自分は自信がある!
と嘘をついてるうちに、それが本当になる。
ってもんだと思うのです。
まぁ僕はその後に物販で実績を出し、
ある程度実績を出してたのに、捨てて情報発信にしぼりました。
この時は怖かったのは事実です。
ある程度突き詰めてやってたので、
全てを失うんじゃないかってのも正直思ったこともあります。
でも、捨てました。
なぜ、それが出来たか?
それは過去に1度、捨てたことでうまく行った経験があったから。
ただそれだけです。
要するに突き詰めたことがない。
というコンプレックスが執着心を作らなかったお陰で、
新しいことに飛び込む勇気を与えてくれ、
そして、本当に執着を捨てないといけない!
という局面に直面した時に、
過去の捨てた成功体験が、
僕の背中を押してくれたのです。
何も成し遂げたことがない・・・
というコンプレックスから全ては始まったってことです。
こう見ると、
コンプレックスて悪いもんでもないんだなぁ。と。
そう思ったのです。
という、お話ですw
最後まで読んで頂きありがとうございました!
ICHI
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