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仕組み化の弊害 x 血の通わないコンテンツ

仕組み化の弊害 x 血の通わないコンテンツ

こんばんは、ICHIです。

よくネットビジネスをやる目的に、
仕組み化をして何もしなくても収益が得られるようになりたい!

というのがあります。

ただ、これって凄い危険な発想で、
仕組みを作ることを目的に仕組みを作るとまず売れません。

なぜか?

『コンテンツに血が通ってないから』

テレビ番組で好きな芸能人は誰?
って聞いて、

その芸能人が後ろの車から出てくる。

という番組があります。

見たことがない場合は、
好きな芸能人が、現れてくれる番組だと思って下さい。

で、この番組である実験をしました。

それはある同じフレーズを
芸能人に会う前、会った後に言ってもらうというもの。

そして、スタジオの出演者は、
その録音された音声だけを聞いて、どっちが芸能人に会った後の声なのかを見分ける。

という設定です。

※本当はこんなのないですよ。
あくまで僕が勝手にイメージで作ってるだけですw

さて、ルールがわかった所で、
音声が実際に録音される現場を見てみましょうか。

歩道でスタッフが待機し、
歩いてくる女性2人組に声をかけます!

すみませ~ん、日本テレビの・・・
ちょっとインタビューよろしいでしょうか?

一般人:え・・・あ・・・はい・・・え??

スタッフ:ちょっと今アンケートで、
好きな芸能人は誰かというのを集めておりまして、誰かいらっしゃいますか?

一般人:え??んーーー佐藤健くんが好きです!

スタッフ:佐藤健さんですね!
いやぁ格好良いですよねぇ!どんなところが好きですか?

一般人:えーーー!!!もう全部やばいです><(興奮ぎみ)

スタッフ:そしたら今、スタジオで
これ佐藤健くんが見てるので『佐藤健、大好き!』って言って下さい。

一般人:佐藤健、大好き!!

スタッフ;ありがとうございます!

と、いった瞬間に、
ロケバスから降りた佐藤健が登場しました。

え・・・!?きゃーーー!!!
マジで?!マジで!?やばいんだけど超イケメン・・・・やば・・・

本物の佐藤健を見るなり、
びっくりしすぎた女の子は携帯電話を落としてフリーズしています。

佐藤健:携帯落ちてるよ。はい。

女の子:え!?この携帯、一生使います!www
ってか握手してもらっていいですか?きゃーーーー!!!!!

スタッフ:佐藤健さん、目の前にいますよね!

女の子:え!はい・・・!います!

スタッフ:じゃあ、佐藤健さんに向かって、佐藤健、大好き!を言ってみましょう!

『佐藤健、大好きーーーー!!!!!!!』

はい。ここまでww
女性の方はメルマガの世界に帰ってきて下さいw

何度も言いますがこれは僕が勝手に作った設定です笑
実際にこういう番組はありますけどねw

で、ですね、今、佐藤健に会う前と会った後で、

『佐藤健、大好きーーー!!』

というのを録音したわけで、
それをスタジオの出演者に聞いてもらって、どっちの音声が佐藤健に会った後の音声か?

を回答して下さい。
というクイズがあったとしましょう。

そしたら、これ、
ほとんどの人が確実に正解するのです。

【全く同じフレーズ】なのにです。

ですが、それは絶対にわかってしまう。

佐藤健に会った後では、
佐藤健のリアルな人物像、更には興奮してる精神状態、息遣い、抑揚・・・

と言った莫大な情報が
同じフレーズの中に閉じ込められてるわけです。

つまり、同じ言葉の中に含まれる
情報量が桁違いに多いし、それを受け取り手も感じるのです。必ず。

これが臨場感として伝わるのです。

ワンピースのルフィって、
覇気でザコキャラは一瞬で気絶させることができます。

覇気というのは、
放たれる雰囲気みたいなものですね。

その雰囲気に飲まれて、
ザコキャラは気絶してしまうのです。

ルフィがこれまで戦ってきた経験値から来る、
自信、強さがその場の空気を伝って雰囲気で伝わり、

だからルフィがいるだけで、
コイツはやばい・・・本当に殺される・・・

という、描写が頭の出来て、それが怖くて気絶するわけです。

コンテンツも同じなのです。

良いコンテンツというのは、
まるで自分の悩みについて話してくれているみたいだ!

という臨場感を与え、
そして自分がそこに投影出来るようなコンテンツなのです。

これを可能にするのには、
まずは1人の人と徹底的に向き合うしかありません。

その人が何に悩んでて、
何を望んでいるのか?そのリアルな声を聞いて、

それをコンテンツに反映させるからこそ、
臨場感の高いコンテンツができ、

自分が同じ悩みを持ってれば、
まるで自分に問いかけられているかのようなコンテンツができるのです。

だからまずは人が先であり
人の声を形にしたことでコンテンツができる。

そして、このコンテンツを
つなぎ合わせた結果、仕組みは出来るのです。

だから、

コンテンツを作れば、仕組み化になる。

わけじゃないのです。

これを間違えれば、
それは無機質なコンテンツであり、血が通ってない。

要するに人の意見を反映させ、
作ってないから響かないのです。

なんかいいこと言ってるっぽいけど響かないな・・・

みたいな感じになるのです。

気持ちがこもってるのと、
血が通ってるんは全く違いますからね。

気持ちを込めたから伝わる!
それは妄想です。

気持ちは込める。
ですが、それは血を通わせた上でこそ意味があるのです。

どれだけ人の意見を反映させ、
コンテンツに投射させるか?その裏に潜む情報が大事であって

その情報を受け取った人は
必ずその裏側に潜む莫大な情報量をも感じ取るのです。

コンテンツってそういうものです。

なんかこの人笑ってるけど、
怒ってる気がする・・・っていうのも同じですね。

だからまずは人。

その上で、コンテンツを作り、
その鮮度を保存してはじめて仕組みが出来るという流れです。

ここを間違えると、
相当きついことになります。

まずは顧客1人でも良いので、
とにかく徹底的に話して理解するということをしてみて下さい。

そうすれば間違いなく変わります。

それでは今日はこのへんで!

ICHI