宝クジにあたった人は、なぜ破産するのか
- 2020.01.03
- ビジネス
こんばんは、ICHIです。
以前のブログの記事の中で、
アメリカで知った1億稼ぐスーパー婆ちゃんw って話をしました。
僕がアメリカの大学に居た時に、
化学の授業で、1人の生徒が俺の婆ちゃん1億稼いでるよ。
みたいなことを言って、
それを聞いた瞬間に僕はこう思ったわけです。
こいつの婆ちゃん絶対悪いことしてるわ。と。
この人のことも
この人の婆ちゃんのことも
僕は知りません。
でも、僕は一瞬で思ったのです。
絶対に悪いことしてるって。
でも、アメリカの他の学生は同じ話を聞いて、こう言いました。
え!!!すげぇ!!!
何して稼いでるの!?聞かせてくれよ!って。
その時思ったわけです。
あれ、なんで俺、こいつの婆ちゃん悪いことしてる。
って思ったんだろう。って。
これが価値観なわけですね。
僕たちは幼少期から教育を受けて、
その価値観に縛られて生きています。
だから日本では金を稼ぐことは悪。
ってなってるわけです。
よく考えたら金を自分で稼ぐ=悪な訳がないでしょ・・・
って感じなんですよねw
会社には経営者が存在して、
その経営者が会社を起こしてるわけです。
で、その経営者は間違いなく稼ぐために会社を起こしてる。
金を稼ぐ=悪なのであれば、
経営者は皆、悪であり、会社員は労働力として売上に貢献するわけです。
ってことは会社員も悪になるはずです。
つまり、論理破綻してるんですよね。これ。
これが価値観の怖さです。
盲目的に判断するが故に、論理性に欠けてる。
ってことに気付かない訳です。
で、これまでって日本社会。
っていう枠組みの中で簡潔してたから日本の価値観で生きれた訳です。
多数決が正しい。
金稼ぎは悪だ!
っていう風潮も日本の中で成り立っていた構図です。
でも、今、世の中は世界大会です。
ネットで世界中の情報が取り放題、人材も採用し放題。
仕事だって依頼し放題。
僕の友達がスカイトークってアプリで、
フィリピン人と話して英語ペラペラになってましたが、(僕も後ろでかなり指導しましたが)
これだって日本の英語学校潰れる訳です。
1回の授業100円ですからね。
で、普通にネイティブレベルの人と喋れるわけです。
こうやって日常が便利になりつつ、
世界中で仕事の争奪戦が行われてるって訳です。
ってことは世界を基準に考えることがスタンダードになってきて、
だから小学校でも英語を今はかなり早い時期から導入されているわけです。
こうなると日本全員が1億2000万人で
その全員が仮に賛同する意見が1つあったとしても、
世界の人口70億人からしてみたら、
少人数なわけで一瞬でその意見はかき消されます。
ようは日本の価値観だけでは対応出来ない。
ってわけです。
だから、学校の教育は悪だと思ってて、
自分で知識をつけていきましょうって言ってるわけですが、
僕たちってこうやって価値観に縛られてる訳です。
例えば、お金だってそうですね。
お金って、冷静に考えたら紙ですよ?
あれ古代に持っていったらリアルにゴミなわけです。
白くもないしメモも出来ない。
本気のゴミです。
小さい子にお金とお菓子見せてあげてください。
どっちとりますか?
確実にお菓子です。
つまり、お金が大事って価値観が無いのです。
お菓子が大事って価値観なのです。
だから選択が異なる。
こうやって僕たちは価値観に縛られて生きてる訳です。
で、多くの人はお金持ちになりたい!
って思った時に、お金=大事って価値観が強すぎて、お金をたくさん持つことがお金持ち!
って思ってます。
だから宝くじでも買って一攫千金目指そう!
って思うわけですね。
でも、お金をたくさん持っても、金持ちにはなれません。
なぜか?
金持ちは、金を持ってるから金持ちなわけじゃないからです。
資本主義ってのは、
誰かに価値を提供した対価としてお金を得られる。
って仕組みです。
だから、ビジネス=価値提供
って言われますが、それ以上に大切なものがあります。
というか価値を提供するのは
ある種、これ、を形成するために存在すると言っても過言じゃないわけです。
で、これって何か?って言うと
信頼。
です。
セブンイレブンでおにぎり買って、
ねぇこれって本当に大丈夫かな。毒入ってないかな?
って思いますか?
思わないですね。
おれはセブンというブランドが安心だ。
って思ってるからです。
ブランドっていうのは、
皆の信頼の集合体なわけなので、皆が信じてるから大丈夫。
という無形の信頼が作られる訳です。
友達からおすすめされたものを買うのも、信頼してるからですね。
信頼があって初めて全てが始まり、
そして価値提供して初めて意味を成すのです。
この信頼を得るってのがキーポイントで、
そのために価値を提供するわけです。
なるほど!そういうことか。
あぁ、この人が言ってることは正しいんだ!
こうやって信頼が蓄積されて、
皆の信頼が溜まって初めてブランドが出来る。
って流れになるのです。
そもそもお金っていうのは
信用を数値化したものに過ぎません。
そうですよね。
クレジットカードはあなたの信用情報。
つまり職業などを基に、この人は返済能力がある。
って信用を担保としてお金を借りれる。
って仕組みです。
ローンだってなんだって同じです。
信頼があるから借りれるのです。
で、その信頼をどこから借りてるの?
って言ったら会社員という肩書や会社名というブランドです。
皆が知ってる会社名だとローンが通るのは、
皆が信頼してる=支持されてるからつぶれにくい。
っていうのが担保としてあるからです。
こうやって信用が根本にあって
その上でお金を稼げるってのが、お金の原理です。
だから価値を提供しないといけないし、
お金を稼ごうと思って稼げるもんじゃないのです。
信頼を得ないと稼げない。
こう考えるとですね。
金持ちっていうのは金を持ってるから金持ちじゃなくて、
金持ちっていうのは、信用持ちなんですよ。
皆から支持されるサービス、商品を作れる。
で、皆が集まった結果お金が生まれる。
信頼をいつでも集められる。
だから、信頼をいつでもお金に変えられる。
これが真のお金持ちなんですよ。
宝くじがあたって破産する人が多いのは、
お金を持てば、金持ちになれると思ってるからです。
全然違います。
金を持つというのは信用を持つということ。
そこに焦点を当てないと行けないのです。
これがわからないと、
お金を使った後に、お金の生み出し方を知らないので、破産します。
しかも生活水準上がってるから戻せない。
っていう。
こうなると地獄です。
なぜ破産が起きるのかが分かれば、
どうやって防ぐべきかもわかるし、そもそも宝くじ買っても何もならない。
ってことがよく分かるはずです。
ということで、今回はこのへんで!
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