今後、資格なんかよりも圧倒的に大事な力
- 2020.01.03
- ビジネス
こんばんは、ICHIです。
他のブログの記事ででビジネスは、
結局のところ穴埋めゲームみたいなものです。
って話をしたわけです。
まぁそれをもっと端的に言うと、
誰かの欲求を満たしましょう!って話になる訳です。
僕はいつも
誰が何に悩んでいるのか?
誰が何を望んでいるのか?
そこを考えることが原理だ!
そのために視点を身につけるのが大事。
って言ってますが、
人の欲望が手にとるようにわかるからです。
まぁ悩みっていうのも、
裏を返せば解決したいわけですよね。
だから欲求になるわけで、
早い話、人が何を望んでいるの?
そこを見つける事ができれば稼げる。
っていうことな訳です。
その穴はどこにでもあって、
Uber eatsの例をだして話しました。
出前とかいろんな例があるけど、
どのビジネスでも結局一緒ってわけです。
で、これが出来ると今後安泰ですよ。
って話をしたんですが、
穴を見つけるってスキルも大事だし、
穴を作り出すってスキルがあれば、
もう一段回レベルがアップします。
で、これは出来るようになります。
とは言ってもどいうこと?
ってわからないと思うのでバイトを交えて話します。
これまでの時代っていうのはバイトの種類なんて
コンビニのバイトだったり、
テレアポのバイトだったり、
何の仕事をするのにしても、
職場がそこにあることが前提だったわけで、
職場が存在する所に、
アルバイトが存在するって構図で、限られた職種しかバイトがなかった訳です。
でも、今ってネットだけでも、
バイトなんて正直死ぬほどあるし、
いまや高校生がブログの記事書きたいです。
ってバイトに来ることも普通にあります。
選択肢が増えたことによって、
コンビニは選ばれなくなったわけですね。
で、ここで多くの人は、
まぁコンビニバイトはつまらないし、
時給も安いし意味がないよねぇ。
って切り捨てるんですが、ここで考えてほしいのは、
どうやったら、
このコンビニのバイトを人気職に出来るのか?
ってことなのです。
ビジネスにおいて最も大事なのは、
市場をいかに奪い合うのか?って発想ではなく、
市場をいかにして創り出すのか?
っていう逆張りの思考です。
要は穴を作り出せるか?ってことです。
例えばですが、
僕がコンビニバイトを人気職にするなら、
まずターゲットにするのは、18歳~21歳の大学生。
大学生って就活近くになると、
よくカフェでエントリーシートを並べて、
同じ文章書いてる人、いるじゃないですか。
そうなりそうな人をターゲットにし、こう話すのです。
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多くの大学生は3年生になったら、
ESを書くが、コピーして出す奴がいる。
コピーするってのは印刷じゃなくて、
どの履歴書にも同じように書くやつがいるってことだ。
就職活動っていうのは恋愛と同じで、
好きな企業とのマッチング活動だ。
君たちは彼女を作る時に、
女性の友達に全員同じ文章で付き合って下さい。
って送るのか?
送らないだろう。
なぜか?
自分の好きな人に気に入ってもらえるように
好きになってもらえるように、
気をつけて書かないと!って思うからだ。
就職活動も一緒だ。
なのに多くの人はコピペをし、
適当な企業に送りまくっている。
確かにそれでも通るかもしれない。
でも、その職場は、
あなたが本当に入りたくて入った職場じゃなくて、
なんとなく履歴書を書き、
なんとなく送りつけて、
なんとなく入った業務内容も殆ど知らない会社だ。
知らない会社に入れば、
やりたくない業務をやり毎日、我慢をし、
金曜日の夜が天国になり、
土曜になれば、
日曜が終わればまた月曜に出勤しないといけない・・・
そう鬱になる生活が待っている。
そして、
こんな会社に入るんじゃなかった。
こう愚痴をこぼす。
当たり前だ。
コピペで付き合って下さいとLINEを送り、
付き合えたとしても、そこには愛はない。
好きだから付き合うのではなく、
寂しさを紛らわすために付き合ってるだけ。
企業も同じだ。
あなたが欲しいから採用してるのではなく、
人手不足だからとりあえず採用しているだけ。
だから我慢をしてるのは、
あなただけじゃなく企業だって我慢してる。
こんな世界が、
これからあなたを待ち受けようとしてる。
もしも、
そんなのは嫌だ。
楽しい仕事につきたい。
そう思っているのであれば、
就活で有利になる実績を積むべきだ。
1番良いのは正直コンビニバイトだと思う。
は?コンビニバイト?
最もつまんないバイトであって、
やりがいもクソもないだろうが。
って思うと思う。
だが、コンビニバイトこそが、
就職に最も有利である仕事であることを多くの人は知らない。
コンビニのバイトは
レジはもちろん、品出し、陳列、掃除。
その全てを行うことが出来る。
毎日アルバイトに入ってたら、
どんな顧客層が来るのかなんて、嫌でもわかる。
もしもあなたが働いてるコンビニで
背の高い外国人が主な客だとしよう。
その地域は外国人が非常に多く、
外国人が買っていくコーラの売上が異常に多い。
毎回、外国人のお客さんが店内に入り、
ジュースが並んでいる棚まで歩いていき、
1番下に陳列されているコーラを
毎回毎回しゃがみながら取っているのをあなたは見ている。
さぁ、外国人が主要客で、
毎日コーラをしゃがんで取っている。
身長180cmもある、
どでかい外国人が、非常に不便そうにしてる。
あなたはどうすべきだと思うか?
そう、コーラの位置を、
180cmの人の身長に合わせて取りやすい位置においてあげれば良い。
ついでに180cmの人の視界には
当然ながら、棚の上段が目に入る。
ってことはコーラに合う、
ポテチや、パンも上段にうつしてみよう。
そうしたら売上は上がるかもしれない。
これだけじゃない、
もしも主要客が18~22歳の女子大学生だったらどうだろう。
毎日毎日、お菓子を買っていく。
チョコレートを買っていくんだ。
そしたら、何をすればよいだろう?
そう、チョコレートのラインナップを増やし、
新作を出してみたり、人気の商品の位置を1番目に付きやすい所においてみる。
そうしたら売上が上がるかもしれない。
常に顧客のことを分析をし、
売上をどうやって上げるのか?
っていう思考力がつく。
それがコンビニのバイトなんだ。
おっと、話がそれた。
ところで企業っていうのは、
なんで就職活動で人を集めるんだと思う?
人手が足りないから?
確かにその通りかもしれない。
でも、もっと根本的な理由があるよね。
そう、収益を上げるためだ。
企業は綺麗事抜きにして、
収益をあげないと存続することは出来ない。
つまり、収益を上げてくれる人材を
確保し続ける為に就職活動をしているわけだ。
今、
コンビニバイトでイメージしたことはなんだろう?
お客さんの立場にたって、
どんな商品が欲しいのかを分析をして、
売上をあげるために試行錯誤したわけだ。
これって企業が売上を上げる為に、
もっとも欲しい人材なんじゃないかな?
就職のためのESだって、
相手がコンビニのお客さんが、企業になっただけだ。
企業はきっとこんな人材がほしいんだ!
そう考える事ができれば、
どんなラブレターを書けばよいかなんてスラスラ出てくる。
まるで18~22歳の女子大生に、
チョコレートの商品数を増やせばいいんじゃないかな?
って思ったようにだ。
コンビニバイトはそういう力が身につく。
実は最強のバイトだってことを皆知らないんだ。
だから、就職をする時に、
自分はただ単純にバイトをするだけじゃなくて、
顧客をリサーチして、
こうやって売上を上げました!
だから御社でもこうやって売上をあげられます!
って言えば、
すぐに即戦力になるって企業だって思ってくれる。
そうすれば面接なんて通るに決まってる。
利益を生み出してくれるだけじゃなく、
どうやって商品を売るべきなのか?
そんな教育段階をも省くことが出来る即戦力になる。
そう明白だからだ。
スキルを持っていないヤツを、
いちいち1から教育して面倒を見る。
それほど今の企業はお人好しじゃない。
だから、こっちから、
これくらいのスキルがあって役に立つ!!
ってことを提示する必要がある。
そして、
それがコンビニバイトでは即出来る。
一瞬で出来る。
だから、就職に圧倒的に有利になり、
お金は儲かり、しかも、やりがいのある仕事が手につく。
自分の市場価値を高めれば、
圧倒的に有利な立場で戦える。
ぜひ他の就活生が気づいてないうちに、
力をつけて楽しい就職先を見つけて、楽しい企業に就職をしてほしい。
そう思ってる。
=======================
みたいな話をすれば、
コンビニバイトって結構いいんだ!
って思ってくれる訳です。
僕が今やったことっていうのは
コンビニのアルバイトを、
『お金を稼ぐための単純労働』
から
『就活を成功させる為の武器』
へと“再定義”したってことです。
要は、
皆の既存のコンビニバイトの価値観
↕
就活に圧倒的に有利なバイトという価値観
この穴を見せることで、
穴埋めをしたい!と思わせてるのです。
今の時代っていうのは、
欲求が既に満たされてる時代です。
欲望が満たされているので、
世の中に問題が溢れていないのです。
これまでの社会っていうのは、
常に社会の中に問題が常にありました。
車が欲しい。
電子レンジがほしい。
洗濯機がほしい。みたいな。
でも、今はないのです。
商品っていうのは、
問題を解決する為に作られるものなので、
問題が以上、商品もいらない。
でも今は、商品が死ぬほど溢れてる。
そういう時代なのです。
つまり、
問題を解決する為に、この商品があります!
なんて言ったって、
そんな商品は山程あるし差別化にならない。
そこで大事になるのは、
その商品を『再定義する=穴を作る』ということです。
例えば、脱毛の商品であれば、
脱毛出来ます!ではなくて、デートがうまくいきます。
その手段として脱毛の商品がある。
という位置づけにするのです。
商品を手に入れる事を目的とするのではなく、
その商品を手に入れた後の未来像を売る。
つまり、
その『商品の存在意義』を売る。
ってことをしないと、これからは売れないのです。
その存在意義をどう見せるのか?
それが商品の信頼に繋がり、
ブランドを構築する期待感へと繋がるのです。
そこを意識しないといけないのです。
まぁ、これも同じですよね。
脱毛してない自分の汚い足という現状
↕
つるつるピカピカの理想の未来像
って穴を埋めてるわけですよ。
こうやって穴を作ることができる。
これは何をやっても同じであり、ブログも同じ。
じゃあ、これをブログに置き換えるとどうなる?
って考えてみて下さい。
Youtubeに置き換えても良いし、
ツイッターに置き換えたっていいですよ。
全部一緒です。
ICHI
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